2025年7月03日
特定健診とは、生活習慣病の予防のために対象者(40歳~74歳)の方にメタボリックシンドロームに着目した健康診査を行います。特定健診が40歳以上を対象としているのは、生活習慣病のリスクが40歳以上で高まるためです。
荒川区では荒川区在中で40歳以上の方を対象に毎年概ね7月~11月に健康診査を行っております。
この期間に行う健診は、「特定健康診査」、「後期高齢者医療健康診査」、「健康診査」及び「国民健康保険健康診査」の四つがあります。受診する健診は、年齢や健康保険の種類などによって異なりますが、医療機関での受診は年1回となります。
また国保ベースでの特定健診として荒川区では国保ベース集合契約に参加した保険者が発券した特定健診受診券をお持ちの方の特定健康診査を実施します。こちらは毎年概ね10月~3月に行います。
発券した保険者により健診費用の自己負担割合が異なります。また、同様の健診項目でも受診する区によって自己負担額が異なります。
荒川区にお住まいの方は無料で貧血検査、胸部レントゲン、眼圧検査が受けられます。
胃がん健診においては、胃がんリスク検査(ABC検診)と呼ばれる血液検査により知ることができます。胃は、ピロリ菌感染によって粘膜萎縮が進むほど、がんを発症しやすくなります。
検査方法としては血液検査で、ピロリ菌感染の有無(ピロリ菌抗体検査)と胃粘膜の萎縮度チェック(ペプシノゲン検査)を組み合わせて実施します。
基本的に特定健診時に一緒に検査をすることになりますが、全ての方が対象になるわけではなく、一部疾患をお持ちである方やすでにピロリ菌検査をされている方などは対象となります、
当院は上記の特定健診や胃がん健診における荒川区の協力医療機関に登録されているクリニックです。
ご不明な点等ありましたら是非お気軽にお問い合わせください。